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Seimeisen

DEZERT -「暫定的オカルト週刊誌①」(kanji)

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01.「秘密」 【ひみつ】

The voice of a 'SILENCE' is in the bathroom.

This voice is looping in the head.

There is an empty 'DISH' in the refrigerator.

The taste was a rarity.

手首を切らせ、其の目がこの手に堕ちた

手首を揺らせ、其の手がこの目に消えた

でも虚しくなった僕は冷蔵庫を見つめてた。

狂気の畳の癖はもう手遅れです。

苦しくなった僕は「ソレ」を抱いてみたけど、

悪臭の中すぐに泣き崩れた。

You loved are on the head.

It cannot be without regretting.

There is a beautiful head on the hand.

Isn’t there eternity?

手首を切らせ、其の目がこの手に落ちた

手首を揺らせ、其の手がこの目に消えた

でも枯れ果てた君を見て

ふと我に返りました。

吐き気と自己嫌悪充満しました。

償いきれぬ罪と欲望との天秤はどこに振れているの

暗闇を見ろあなたがあああああああ

食べて舐めて消えてそしてまた繰り返していく

そんな僕の秘密は既にもう消せはしない。

02. Sister

数えた運命に 意味を染み込ませ

ケタミンの夢が すべてを終える

見つめ合う程 目に残る蜜は決して食べてはらぬ禁断の果実

消して...

動かぬ貴女を抱き寄せる僕は鋭いギブスをアナタに埋める

終わりのない衝動は餌にはみえなくて

意味深の吐息は甘く ココに堕ちる

嬉し涙の原価指数は

崩れていく腐敗を見せておくれ

モラルの犬の視線を壊して

正当化するな

辞さない衝動は相乗効果

辞さない行動ナイフで刺して

消えない衝動 {は} 相乗効果

消せない表情

「君がくれた手 それは捨てれない。」

身勝手なことだとしても

何気ない嘘が苦しめるのなら俺はピエロになりきろう

優しい嘘をついてきたつもりが

ただのワガママだったみたいだね

伝えたい想いがほら 零れ落ちる

頭にくる 腐った俺

...アイシテルダロウ

悔し涙の感度指数は

死ぬほど愛する深い茂みに

モラルの犬に餌を与えて

ありふれた罠を

辞さない衝動は相乗効果

辞さない行動ナイフで刺して

{消せない} 衝動 {も} 相乗効果

{消えない} 表情

「君がくれた手、それは捨てない。」

身勝手なことだとしても

何気ない嘘が 苦しめるのなら 俺はピエロになりきろう

すべてを明かして 君が泣いても 君と俺は終わらない

他の果実に目移りをしてもまたイチから はじめればいい

03. 包丁の正しい使い方〜思想編〜 【ほうちょう・の・ただしい・つかいーかた〜しそう・へん〜】

明日を抱きたくないから染めよう

窓から見える平和な人々 未来に明日にと歌うゴミの寄声と罵声

いつまでたっても敵は増えてく 解決策はある 虚無の沈静の謀り

「直視すれば」

右手に誓う未来ならすでに終わりを告げていた

狂気の沙汰と罵られどおうせ僕は鉛の犬

唯一の理解者であった キミ」が消えました

もう戻れないけど

そう真実は痛いね

もう戻れないけど

できれば収束を

死んでるボクにその武器は希望すらくれた

悔やんでる「キミ」はあの家の階へきえた

もう病んでる僕はそれを見てジレンマは消えた

悔やんでいる君は平伏すだろう

右目に映る幸せはどこか赤く染まりました

右手に刺さる管を抜き静かに幕を閉じました

04. 包丁の正しい使い方〜実行編〜 【ほうちょう・の・ただしい・つかいーかた〜じっこう・へん〜】

腐った僕は計画をした。

包丁を持ってすべてを消そう

不自然に綺麗な部屋が僕を首を絞めつづける

優しい母の労いが僕の首を絞めつづける

- 赤い罠に嵌めた世界のユダはだれ -

楽しく笑う食卓が僕の首を絞めつづける

僕だけがいない教室が僕の首を絞めつづける

偽善面した友達が僕の首を絞めつづける

僕を嘲笑う社会が僕の首を絞めつづける

- 赤い罠に染めた世界は僕のもの -

大嫌いな部屋を出て台所の中にある

その鋭利な刃物を持てば何か聞こえるかな

もしもまた生まれ変わり誰かを愛せるなら

明日を捨ててこの手で消えてみせましょう

いつかもし壊れるならあの時のままの僕がいい

「届かない。」

「わかっている悪いのはなにもできない僕自身だ

だからといってその武器を使う男気すらないでしょう

誰かを傷つけることで救われるのはそっちの神様だけだね

何も見出せぬこの手が僕を心を壊していく」

大嫌いな部屋はやけに広く感じ心地がいい

でもね、あれ聞こえますか ぼくの壊れる音

なにげなく右手にもつその刃物はやけに

重すぎて誰にも届かないでしょ

壊すなら無くすのなら自分自信だこ気が付いた

「届かない。」

- 赤い罠に落ちた世界のユダは僕 -

05. 包丁の正しい使い方〜終息編〜 【ほうちょう・の・ただしい・つかいーかた〜しゅうそく・へん〜】

「キミ」が死んだから「ボク」も死んだ

右手には三徳包丁 左手には君の幻想

06.「誤解」 【ごかい】

無視はしないで。欲しいのなら全部差し上げるから。

溶けてく皮膚が臭うのなら全部剥がしてしまうから。

無視はしないで。理解してなんて言わないから。

蔑んだ目で、まだわたしを見てくれるだけでいい。

息をするたび舌の上でアレが錆びでゆくんだ。

捨てられることにも慣れてきた暗い朝に。

足りないのならそれを優しく笑って伝えてほしい。

気付いてるならバレないようにうまく肩を叩いて。

生産されてく偽物のわたしは汚い。誰でもいいの、粉々にして。

何も語らない君達はわたしを誤解しているんだ

ほんとは全てを捨てて来たはずなのに。

ぽっかり空いた心臓の穴はまたすぐに閉まった。

違う、それじゃない。わたしが欲しいのはそれじゃない。

えぐり出されレイプされ捨てられゆく昨日に

違う違う、僕はそんなことに戻りたいわけじゃない

薄くなった真実はいらないから綺麗な嘘で殺して。

裏返しのシャツを着たままと。わたしは気付いてるから。

ただの理想論者でもなく菜食主義でもない、爪を噛むのが大好きな貴方達ならきっとわかるでしょ ぐちゃぐちゃにして。

何も語らない君達のことを忌み嫌うことはない。

ほんとは全てを曝け出してみたいのに。

ぽっかり空いた心臓の穴はまだすぐに二つに。

違う、それじゃない。わたしが欲しいのはそれじゃない。

えぐり出されレイプされ捨てられてくクローンに

違う違う、ボクはそんなものになりたいわけじゃない

「僕だけが愛してあげる。」それだけで報われるのに

さぁ過去に塗り固められた罪の先をノックしよう。

07. 大塚ヘッドロック 【おおつか・ヘッドロック】

月曜日の終電間近新宿西口

左腕のない娼婦が泣きながら歌ってたよ

水曜日の朝だれもいない高田馬場

右腕を食べられた小学生も泣いてたんだ

いつかみたグロい映画の場面「助けて」午前3時

寝付きが悪くて踊り出した

そう すべてがアナログ「見つけて」午後の10時

お花が枯れそうでトチ狂った

金曜日のお昼せわしい群衆池袋

右足を戦争でなくした彼は笑ったんだ

偽りの午前0時の車窓 首のない人達が

悲しそうな jazz を踊り出した

そして僕の肩にお花を置いてった

それがないとすぐ堕ちてくんだ

また来る月曜日が「怖い 怖い 怖い」から

人目を気にせずたくさん君に会いたい

今度は自分からトチ狂った

ふと 自分が怖くなる 週末大塚駅

だれかこのぼくにヘッドロックを

08.「遭難」 【そうなん】

重なった肌と肌で語るレプリカが混ざる一時間も

わたしが望んだはずなのに目覚めるのが怖かった

見慣れた世界

こんな明るいっけな

伝えたいことも言い出せない声帯ならもう潰してよ

遠ざかる貴方の指からはちがう蜜の感触が

求めたから

見抜いていたから

最愛でもなく温もりでもない微熱が苦しすぎて

この狭い部屋で遭難しました だから 今だけ見つけだして

あなたに触れるたび行き場を失うわたしは

そっとこの部屋に鍵をかけました

思い出すだけで生きてゆける気がしたの

だけどそれはわたしを壊した

気付いたらもうこの部屋の空気はなくなって

起き上がれないわたしは溶けて消えてしまうから

誰かノックして 1度でいい 優しく わたしを呼んで

さよならでもなく再会でもない未来を選んだ朝 すごく眩しくて

あなたのその香りもおかしな癖全て

まだ微熱が残るこの部屋に閉じ込めておくよ

だから 渡したその「スペア」は使わないから返さなくていい

09. ゴシック

[not published sadface]

I might transcribe all the text on the cover later, if I feel like it.

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